こんにちは。
今日は、6月~7月初旬の限定イベントの紹介です。
5月から9月にかけて、周辺の海で獲れるアゴ(トビウオ)。
漁の最盛期は6月から7月初旬にかけての約1ヶ月で、この時期には、アゴの習性を生かしたとてもユニークな方法による地元の漁が行なわれています。それが「アゴ掬い」。
まず空が闇に包まれる午後9時ころ、海に船を漕ぎ出し、船端に灯りをともすころで船の周りにアゴを引き寄せます。
ただアゴの動きはとても俊敏で、素早く水中を泳ぐものもいれば、魚名の通り、なんと十数m、空中へと飛ぶものもいます。
そうした俊敏なアゴを直径50cmほどの網で狙って掬いとるのが、この「アゴ掬い」なのです。
あごは夜明るい光に寄ってくる習性があります。
この習性を利用し、夜のとばりが降りた海に船を漕ぎだすと、船端に灯りをともし、あごを引き寄せ、たもで掬い捕ることをアゴすくいと呼んでいます。
この漁を観光客にも楽しんでもらおうと、毎年6~7月に体験型観光として企画しています。
【期間・日時等】
6月11日・18日・25日、7月2日・9日の各土曜日(5日間限定)
20:00出航 約1~1.5時間
※天候により中止や時間変更となる場合があります。
【料金(税込)】
おひとり様 4,500円
(小中学生 3,500円)
※貸切り船ご希望の場合は、設定日以外でも対応可能です。お問い合わせください。
【予約・問合わせ先】
美保館までお電話にてご連絡下さい。
0852-73-0111
(7日前までにご予約ください)
※7日前以降は空席があればお受けできます。
※小学生未満は乗船できません。
※収穫した魚はお持ち帰りいただけます。(保冷容器をご持参ください。現地にてお求めの場合は別途有料となります。)
※宿泊の方は、翌朝に刺身等簡単な調理を依頼できます。(但し、別途調理料がかかります。)